「また死神!?」
引いたタロットカードを、思わず二度見してしまいました。
2026年6月9日から7月18日までの約40日間に、私のタロットノートへ3回も登場した「死神(逆位置)」。
死神という名前やイラストから、「何か悪いことが起きるの?」と不安になる方もいるかもしれません。
私も、猫の体調が悪い朝にこのカードを引いた時は、さすがに少し怖くなりました。
でも、3日分のノートを読み返してみると、同じカードでも、その日に感じたことや受け取ったメッセージは少しずつ違っていました。
そして3回の記録をつなげてみると、仕事の配置変更を受け入れきれずにいる自分の気持ちも見えてきました。
この記事では、実際のタロットノートを公開しながら、同じカードが何度も出る理由と、そんな時に私がノートへ書いていることを紹介します。
結論|同じカードが何度も出る理由は一つではない
最初に結論を言うと、同じタロットカードが何度も出る理由に、客観的に証明された一つの答えがあるわけではありません。
私は、次のような可能性があると考えています。
- 今の自分に、繰り返し向き合う心のテーマがある
- 似た悩みや質問を抱えたままカードを引いている
- シャッフル方法やカードの状態に偏りがある
- 偶然、同じカードが出ただけ
- 一度気になったカードなので、強く印象に残っている
同じカードが出たからといって、「同じ悪い出来事が起きる」「カードが未来を予言している」と決めつける必要はないと思います。
大切なのは、同じカードを見た時に、今の自分が何を感じたのかを確認すること。
そのために役立ったのが、朝にカードを引き、夜に振り返っているタロットノートでした。
私が参考にした「死神(逆位置)」のキーワード
今回、死神(逆位置)を読み解く時に参考にしたのは、次のようなキーワードです。
- 変化を避ける
- 過去への執着
- 停滞
- 再生や再スタート
- 結論が出るまで時間がかかる
もちろん、これらすべてが毎回当てはまるわけではありません。
私はカードを引いた日の状況や第一印象と照らし合わせて、その時の自分にしっくりくる言葉を選んでいます。
死神(逆位置)が繰り返し出た時期、仕事でも大きな変化があった
3日分のノートを改めて読み返していて、カード以外にも大きな共通点があることに気付きました。
最初に死神(逆位置)を引いたあと、仕事の配置変更があったのです。
それまで担当していた仕事を手放し、自分では苦手だと思っていた業務につくことになりました。
今まで担当していた仕事には、自分なりに誇りを持って取り組んできました。
どうすればもっと良くなるのかを考え、自分なりに工夫しながら積み重ねてきたつもりでした。
だから、その仕事から離れることになった時は、正直かなりショックでした。
これまでの頑張りを否定されたような気持ちや、自分は必要とされていないのではないかという寂しさもありました。
頭では、「仕事だから配置が変わることもある」「新しい業務にも向き合わなければいけない」と分かっています。
それでも、気持ちは簡単には切り替わりませんでした。
正直に言うと、今もまだ完全には抜け出せていません。
もちろん、カードが仕事の配置変更を予言したとは考えていません。
ただ、後から振り返ると、死神(逆位置)の「変化を受け入れられない」「過去を手放せない」というキーワードが、当時の私の気持ちに重なって見えました。
私の場合は、仕事の役割が変わったことへの喪失感が、形を変えながらノートへ表れていたのかもしれません。
約40日間に死神(逆位置)が出た3日間
今回見返したのは、次の3日です。

| 日付 | その日の状況 | 受け取ったテーマ |
|---|---|---|
| 6月9日 | 仕事とSNSでモヤモヤ | 執着と他人比較を手放す |
| 7月11日 | 仕事の悩みを抱えたまま推し活へ | 気持ちを切り替えて今日を楽しむ |
| 7月18日 | 猫の体調が心配だった日 | 変化を怖がらず今を受け入れる |
同じカードでも、その日の出来事や気持ちはまったく違いました。
夜に読み返すと、変わるべきなのは推しとの関係ではなく、他人の反応ばかり気にしている自分の視点だったのかもしれないと思いました。
この日の死神(逆位置)は、私にとって「手放したいのに手放せない気持ち」を映しているように感じました。
2回目|仕事のモヤモヤを抱えたまま推しに会う日
1回目|他人と比べて気持ちが沈んでいた日

この日は仕事が忙しく、頭の中は完全に仕事モードでした。
それなのにSNSを見ると、現場へ行ける人や推しとの楽しそうな時間が目に入り、気持ちはモヤモヤ。
他人がうらやましい。
私も特別扱いされたい。
でも、自分は大勢いるファンの一人でしかない。
そんなマイナス思考が、頭の中をぐるぐるしていました。
執着していることは、大切じゃないよ。
推しはいつもと同じ。好きでいい。

2回目は、推しに会える日でした。
本当なら朝から楽しみなはずなのに、配置変更後の仕事への悔しさや寂しさが頭から離れず、素直に推し活を楽しめる気分ではありませんでした。
仕事のモヤモヤは終わりにして、今日を楽しむ。
仕事の問題をすぐに解決できなくても、その日の楽しい時間まで全部つぶす必要はありません。
この日は、死神(逆位置)を「切り替えられずにいる自分へのメッセージ」として受け取りました。
夜の振り返りでは、推しに会う時間をきちんと楽しめたことを書いています。
朝に「今日は楽しむ」と書いたことで、自分の気持ちを推し活へ戻せたのかもしれません。
3回目|猫の体調が心配だった日

3回目は、朝から猫の具合が悪く、急いで動物病院へ向かった日でした。
幸い大事には至らず、ひとまず安心。
夕方からは推しに会いに行く予定もあり、不安と楽しみが入り混じった一日でした。
そんな朝に出たのが、また死神(逆位置)。
この時はさすがに、「猫の体調が悪い日に死神は怖い」と思いました。
死神という名前とイラストから、悪い出来事を連想してしまったからです。
でも実際には、大事には至りませんでした。
夜に振り返ると、カードが悪い出来事を予告したというより、大切な存在に変化が起きることへの不安が、カードに重なって見えたのだと思います。
この日のテーマは、「変化は怖くない。今日という日を楽しもう」になりました。
3日分を比べて見えた共通テーマ
3回とも同じ死神(逆位置)でした。
しかし、表面に出ていた悩みはそれぞれ違います。
- 他人との比較や推しへの執着
- 今までの仕事や役割を手放すことへの喪失感
- 仕事のモヤモヤを楽しい時間へ持ち込んでしまうこと
- 大切な存在に変化が起きることへの不安
一見すると、別々の悩みに見えます。
でも、共通していたのは、「今までと状況が変わることを、まだ受け入れきれていない」という気持ちでした。
私は以前の仕事に誇りを持っていたからこそ、簡単には手放せませんでした。
気持ちの中ではまだ過去の役割にとどまりながら、現実では新しい仕事へ進まなければならない。
その整理できていない気持ちが、SNSでの他人比較や、楽しい時間へ切り替えられない状態にもつながっていたのかもしれません。
死神(逆位置)が何度も出たことを、私は「同じ悪い出来事の予告」ではなく、まだ整理できていない心のテーマが繰り返し表れていたのだと解釈しました。
同じカードが何度も出た時のノートの書き方
同じカードが続いて気になった時は、カード名だけでなく、次の5項目を残しておくと比較しやすくなります。
- カードを引いた日付
- カードを見た時の第一印象
- その日の気持ちや悩み
- 実際に起きた出来事
- 夜に振り返って感じたこと
私が特に大切にしているのは、カードを見た瞬間の第一印象です。
同じカードでも、「怖い」「また出た」「今日は不思議と気にならない」など、感じ方が変わることがあります。
一般的な意味を調べる前に、最初に感じたことを書いておくと、後から読み返した時に自分の心の変化が見えやすくなります。
同じカードが出ても不安になりすぎないために
怖いカードや望んでいないカードが続くと、納得できるカードが出るまで引き直したくなることがあります。
でも私は、なるべく何度も引き直さないようにしています。
- カードだけで重要な決断をしない
- 悪い出来事が起きると決めつけない
- カードの意味と、実際に起きた事実を分けて考える
- 不安が強くなった時はいったんカードから離れる
タロットは不安を増やすためではなく、自分の気持ちに気付くために使いたいと思っています。
カードだけでは見えなかった気持ちが、ノートで見えてきた
以前の私は、カードを引いて意味を調べたら、それで終わっていました。
今は、その日の気持ちや予定、カードを見た第一印象、夜の振り返りまでノートへ書いています。
朝は意味が分からなかったカードでも、夜になると「この気持ちのことだったのかもしれない」と感じる日があります。
さらに数週間後に見返すと、その日だけでは分からなかった共通点が見えてくることもあります。
今回、私が仕事の配置変更をまだ受け入れきれていないことに気付けたのも、3日分の記録を残していたからでした。
無理に前向きになることだけが、変化を受け入れることではないと思います。
悔しかったことも、手放したくなかったことも、まずは自分で認める。
そのうえで、少しずつ今の仕事や新しい自分に目を向けていく。
死神(逆位置)は、そんな変化の途中にいる自分を映していたのかもしれません。
タロットノートを始めるために使うもの
私が毎日の記録に使っているものは、とてもシンプルです。
- タロットカード
- 書きやすいノート
- 黒ペンとマーカー
最初からきれいなページを作ろうとせず、カード名と、その時に感じた一言だけでも十分です。
まとめ|同じカードは「同じ未来」ではなく「続いている心のテーマ」かもしれない
私は約40日間に、死神(逆位置)を3回引きました。
しかし、3回とも同じ出来事が起きたわけではありません。
ノートを読み返して見えたのは、他人との比較、仕事を手放す喪失感、気持ちの切り替え、大切な存在に変化が起きることへの不安でした。
そして、その奥に共通していたのは、今までと状況が変わることを受け入れきれずにいる自分でした。
同じカードが何度も出た時は、「また悪いことが起きる」と怖がるのではなく、少し前から引きずっている感情や、まだ整理できていないテーマがないか振り返ってみる。
ただし、偶然やシャッフルの偏りもあります。
一つの理由に決めつけず、カードの意味と現実に起きた事実を分けながら記録することが大切だと思います。
私はタロットを未来を断定する道具ではなく、朝の気持ちを整え、夜に自分を振り返るきっかけとして使っています。
もし同じカードが何度も出て気になったら、カード名だけでなく、その日の感情も一緒に残してみてください。
後から読み返した時に、カード以上に「自分自身の変化」が見えてくるかもしれません🌙
※この記事は、個人のタロットノートと感じ方を紹介したものです。タロットによる未来の予測や結果を保証するものではありません。不安や重要な判断についてはカードだけで決めず、必要に応じて専門家や信頼できる人へ相談してください。
参考にした資料
- A. E. Waite『The Pictorial Key to the Tarot』(1910年)
- APA Dictionary of Psychology「confirmation bias」(2026年7月20日確認)



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